浪人時代が、僕を成長させてくれた

どうも。

二回目の投稿ということで張り切って3000字弱の記事を書いていたのに操作を誤りデータが消えてしまいました。。。

しかし!!

僕はめげない!!!

うおおおおおおお!!!!

ということで、記憶が新しいうちにもう一度記事を書いていこうと思います。

 

 

はぁ、、、、

 

 

さて、本題に移ります。

実は僕、高校を卒業した後1年間浪人をしていまして、その時の経験が僕を成長させてくれたと実感しているので、今日はそのことについて振り返っていきたいと思います。

 

 

 

ほとんど勉強しなかった高校時代

 僕が通っていた高校はいわゆる「なんちゃって進学校」というやつでした。

「受験は団体戦」、「文武両道」など、自称進学校にありがちな特徴を見事に備えておりました。

しかし、そんなことよりももっと大きな問題がありました。

それは勉強を頑張っている生徒を冷ややかな視線で見る風潮があったことです。

母校には各学年に1クラスずつ「特進クラス」というものがあり、そのクラスの生徒は基本的に勉強を頑張るのですが、他のクラスの生徒がそれを馬鹿にするようなことが多々ありました。

ちなみに僕は高1と高2の時特進クラスに所属していました。

その一方で、僕はサッカー部に入っていたので他クラスとの交流もありました。

サッカー部の仲間たちはというと、ほとんど勉強をしない人たちの集まりでしたが、一緒にいてすごく楽しかったし、休日にはみんなで遊んでいました。

そして他クラスとの交流を深めていくと、知らず知らずのうちに僕も特進クラスを冷ややかな目で見るようになり、あまり勉強をしなくなっていきました。 

そんな僕のことなど意に返さず、特進クラスでは徐々に勉強が強要されていき、僕と先生との間には大きな温度差が生まれました。

「めんどくさ」

そう思った僕は、高3に進級すると同時に特進クラスを辞退しました。

そしてますます勉強をしなくなっていったのです。 

高3の11月に受けた数学の模試の点数は、なんと3点でした。(割と真面目に解いたのに)

そんな僕が、大学に受かるはずがありません。

一応推薦入試も出願しましたが、取って付けたような浅はかな志望理由はすぐに面接官に見破られ、結構きついことを言われました。

「お前んとこの大学なんてこっちから願い下げじゃボケぇ」といういかにも雑魚キャラが吐きそうなセリフを心の中で叫びました。

当然のごとく一般入試も撃沈。

勉強をしてこなかったのだから当たり前です。

因果応報とはまさにこのこと。

 

親の反対を押し切って浪人を決意

大学入試に失敗した僕に残された道は2つ。

ボーダーフリーの大学に進むか、浪人するか。(就職は親の意向で除外)

両親、特に母親は前者を希望していました。

しかし僕は、浪人させてほしいと頼みました。

理由は、「自分の伸びしろを伸ばしきりたいから」でした。

母は言いました。

「高校の時に勉強しなかったやつが何を言っているんだ」と。

ごもっともな意見でした。

しかし、高校を卒業し、今後の人生について一人で深く考えた時に、このまま全く勉強をせずに進学すると絶対に後悔すると悟りました。

その思いを両親に伝え、なんとか浪人することを許してもらえました。

こうして、僕にとってのかけがえのない1年が幕を開けました。

 

地元を離れ、予備校探しへ

浪人することが決まった僕ですが、まず宅浪か予備校かという問題が立ちはだかりました。

僕の地元はかなり田舎でして、ちゃんとした予備校というものがありませんでした。

なので、予備校に通うには必然的に親元を離れなければならず、多額のお金が必要になるだろうと考えた僕は、宅浪をしようと思いました。

しかし両親が「お金のことは気にしないでいいから予備校に通いなさい」と言ってくれました。

本当に、いい親を持ったと思います。

キャリーバッグを片手に、僕は予備校探しの旅へと繰り出しました。

いくつか目星を付けてそれぞれの話を聞いてどの予備校に入るか決めようと思っていましたが、思いの外すぐに決まりました。

一つ目に話を聞きに行った予備校に入ると決めたのです。

その理由は、講師の方が僕の話を真摯に聞いてくれたことと、初対面にもかかわらず僕を叱ってくれたことです。

この人は信頼できる人だと、すぐに確信しました。

実際にこの方にはすごくお世話になりました。

というのも、僕でも入居できる格安の学生寮を紹介してくれたのです。

この方が言っていたことで、今でも心に残っている言葉があります。

それは、「出会いは宝」です。

心の底からその通りだと思いました。

これまでの人生を振り返ったときに、もしもあの人に出会っていなければ今とは全く違う道に進んでいただろうと思うことがあったからです。

だいぶ話が逸れてしまいましたが、このようにして僕の浪人生活がスタートしました。

 

浪人生活

心を入れ替えた僕の浪人生活は、成績面を見ると比較的順風満帆であったと思います。

しかし、メンタルの部分で折れそうになったことが何度かありました。

まず、最初のほうは他の浪人生たちとの学力の差があまりにも大きく、今まで勉強してこなかった自分を恥じました。

プライドを捨てて、中学レベルから勉強をやり直しました。

登下校の際にはひたすら英単語の音声を聞いていたし、1日8時間は集中して勉強をしていました。

他の浪人生たちがおしゃべりをしている間にも、黙々と勉強を続けました。

急に不安な気持ちになり勉強が手につかなくかることもありました。

高校の友人に連絡すると甘えてしまいそうだったのでほとんど連絡を取りませんでした。

ちなみに、浪人時代に一番楽しみだったことはお風呂に入ることです。(今では考えられない笑)

そんなことをしているうちに成績が伸び、高校の時は下がる一方だった偏差値が最後まで右肩上がりでした。

そして、センター試験

1年前と違って自信がありました。

結果は、いい意味で予想を裏切り、前回より200点以上伸びて8割越えを果たしました。

努力が報われたと思えた瞬間でした。

二次試験も無事に終え、現役の時の志望校よりもかなり上の大学に合格することができました。

浪人してよかったと、心から思いました。

 

浪人時代に得られたこと

僕は浪人時代に多くのことを学びました。

まずは、先述したように「出会いの大切さ」。

自分を成長させてくれる人に出会えたことは、僕にとって何にも代え難い宝物になりました。

そして、ありきたりですが「努力を続けることの大切さ」。

頭では分かっていたものの体験が伴っていませんでしたが、浪人時代が僕に教えてくれました。

最後に、「支えてくれる人がいることがいかに幸せか」ということ。

人は、支えてくれる人がいるからこそ、何かを成し遂げられるということに気づきました。

両親、親族、予備校の先生、寮母さん、そして応援してくれた友人たち。

僕を支えてくれたすべての人に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

浪人を考えている君へ

基本的に浪人はおすすめできません。

なぜなら、成功が保証できないからです。

しかし、僕と同じように後悔したくないと思っているのであれば、僕は心から応援します!

成功は保証できませんが、成長は保証します!

努力をひたむきに続けることが大前提ですけどね。

浪人を経験した人にしかわからないこともあると思います。

そういった意味でも、成長は保証できると思っています。

そして、あなたを支えている人の存在を忘れないでください。

この記事があなたの力になれたなら、嬉しい限りです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。